仕事の生産性
仕事の生産性
生産性とは、コストパフォーマンス(費用対効果)とも言い替えられます。
費やした時間・労力に見合うだけの成果が得られるかということです。
「労多くして功少なし」の仕事は。典型的に生産性の低いパターン。反対に「労少なくして功多し」の仕事が生産性が高いことになります。
単純に考えてみて下さい。一つの仕事を三時間かけて終わらせるのと、一時間かけて終わらせるのとではどちらが生産性が高いか。
言うまでもないでしょう、一時間で終わらせられるものを三時間かけたら差し引き二時間が無駄になります。
本来ならその時間で他の仕事が片付けられたはずなのです。
重要なのは、生産性の低い仕事を無駄と思えるかどうかです。
「時間は有効に使わなければならない」ということを
強く意識できるかどうかなのです。
それには時間給の発想で働くことをやめるところからです。時間給で働くとはつまりどれくらいの間仕事をしたか、ということです。
時間の長さで成果を図るのです。私はこれだけ長時間仕事をしている、毎日遅くまで残業。われながらよくやっている。
そんな風に自分の仕事捉えていないでしょうか?
しかし残念ながら、仕事は結果が全てです。
どのくらいの間仕事をしたかではなく、どんな仕事をしたかが問われるのです。現に結果が出ていなければ、在宅ワークでは評価してもらえなくなる厳しい世界なのです。
反対に言えば、かけた時間がたとえ短くても、ちゃんと結果を出せれば構わないということです。
というよりも最小の労力時間で、最大の効果を出すことこそ評価されるのです。
手を抜けという意味ではないのはもちろんですが、時間給の発想やめ生産性第一の発想にシフトしていきましょう。
生産性を上げるために
限られた時間でいかに最大の効果を上げるか。生産性に対する強い意識があれば、自ずと優先順位に目が向くようになります。
そして、それほど必要でない(重要でない)、つまり成果につながりそうにない部分については切り捨てる、思い切りの良さも出てきます。
こうして試行錯誤することで、仕事のスピードはますます高まり、その内容よりも質の高いものとなっていくのです。
自分が質の高い(レベルの高い)仕事をしているかどうかを、「時間の長さ」ではなく「生産性」ではかる。
そんな思考パターンを、見つけて頂きたいです。